兄の竜城とその恋人の龍一郎の三人で家族のように暮らし始めた石神颯太。颯太は、子供の頃から可愛がってくれる市ノ瀬組三代目組長の次郎が大好きだ。キスも…その先も少しだけしてくれたけど、何故か最後まではしてくれない。俺ってそんなに魅力ないの?
13歳の頃に気持ちを打ち明けてから5年間、身体を繋げる事はなかったけれどずっと次郎を愛してきた颯太はある日、同級生で颯太に想いを寄せる真藤と偶然にも次郎が組の医者である黒崎を抱いている現場を目撃してしまう。「裏切られたんだ、騙されたんだよ。」という真藤の甘言に乗ってしまった颯太は愛する次郎ではなくて真藤に身を任せてしまい。。。 ずっと好きでその想いを抱えて信じてきた気持ちが砕けてしまって、自暴自棄になる颯太です。それを我が儘だと言われればそれまでですが、18歳になったらと信じてきたのに、好きな人が別な人を抱いている現場に遭遇すれば捨て鉢にもなるってものです。 颯太が居なくなって、危ないところを皆に助けられた時の竜城の きっぱりとした叱り方が心に沁みました。 終わりよければすべて良し、ですがしかしこのカップルの年の差は50−18。。。愛は強し♪〜
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