「護憲」VS「改憲」。いまや70歳に届こうとしている私たちの憲法は、これまで手つかずのままにきた。それを変えようという改憲派のほうが勢いがあり、護憲派は分が悪そうに見える。というのも改憲派のほうが改革派の旗を掲げるのに対し、「護憲」派こそが「守旧」派に見えるからだ。そんななかに、著者は、第三の選択肢を提示する。すなわち「選憲」――現行の憲法を功罪共に検討したうえで、もう一度選び直しましょう、という提案である。横浜市弁護士会主催の「憲法講演会」において、斬新な切り口で憲法を論じた講演をもとに、社会学者・上野千鶴子が書き下ろした!【目次】はじめに/第一章 憲法の精神/第二章 自民党の憲法草案を検討する/第三章 護憲・改憲・選憲/おわりに/註/日本国憲法と自民党改憲草案の対照(抄)/琉球共和社会憲法C私(試)案 川満信一
万人に読んでほしいといえる良書。 以下はメモ。 ・選択議定書…これを批准していると、人権侵害行為について、国家を飛び越えて個人が国連人権規約委員会に通報することができる。日本はアメリカはしていない。 ・占領軍の押し付けの憲法ではなく、当時の国民が選び取っている。日本の中からもたくさん憲法草案が作られたし、提出されたものが現行憲法に大きな影響を与えている。 ・代議制民主主義は、愚民説にたつエリート政治。(市民参加の機会を抑制するシステム) ・ケアは非暴力を学ぶ実践 ・琉球共和社会憲法
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